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試験設備紹介
試験設備について
日本消防検定協会では、検定及び受託評価等を実施するための各種試験施設、設備及び装置を設置しています。
また、消火試験等により発生する煙、使用済み燃料及び消火薬剤(粉末・泡)等についても、排煙設備や回収装置等を設置し、環境に配慮した試験施設を維持しています。
ここでは、試験施設や試験設備等についてご紹介します。

試験施設
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中央試験場
煙感知器、熱感知器の感度試験、中継器、受信機の機能試験、閉鎖型スプリンクラーヘッドの感度試験等を行っています。
その他、日本消防検定協会の事務機能を有しています。 -
消火散水試験場(排煙浄化設備)
消火器や消火薬剤の消火能力試験及び放射能力試験等を実施しています。
また、スプリンクラーヘッドの散水測定装置により散水分布試験も行っています。
本試験場には、排煙浄化設備を設置し、消火試験場において使用する燃焼模型(木材、ヘプタン等)の消火に伴い発生する煙や粉末消火薬剤等を回収し濾過装置を経由して無害な空気として屋外に排出するなど、環境に配慮した試験を行っています。 -
機械総合試験場
動力消防ポンプ等の放水性能試験や連続放水試験等を行っています。
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避難器具試験場
金属製避難はしご及び緩降機の試験を行っています。
地上高15メートルからの降下試験等が行える試験施設となっています。 -
スプリンクラー消火試験場
側壁型スプリンクラーヘッドや小区画型ヘッドの散水分布試験を行っています。
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感知器試験場
炎感知器や光電式分離型感知器の感度試験等を行っています。
また、電磁波障害試験室も完備しています。 -
音響試験場・情報館
受信機、地区音響装置、非常警報設備等の音圧測定を行う無響室を備えています。
また、情報館では、様々な消防用機械器具等を展示しています。 -
分場・流水検知装置試験場
消防用ホースの機能試験や流水検知装置の試験等を行っています。
その他、加圧用ガス容器等の耐圧試験や消火薬剤等の試験も行っています。
試験機器
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自動車用消火器の振動試験装置
自動車に搭載することを目的として製造される消火器について、振動を加え正常に機能するかを試験する装置です。
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散水分布測定装置
閉鎖型スプリンクラーヘッドから散水される水量を計測し、適切な場所に適量の水が散水されているかをコンピューターにより計測する装置です。
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煙感知器感度試験装置
装置内で煙の気流を発生させ、煙感知器が適正に感知するかを試験する装置です。
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炎感知器感度試験機
ミクロバーナー等を用い、炎感知器が適正に感知するかを試験する装置です。
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つり下げはしご強度試験装置
金属製避難はしごの寸法測定や強度試験の際に荷重をかけ試験する装置です。
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動力消防ポンプ(大型)性能試験装置
動力消防ポンプにおけるポンプの放水性能試験や連続放水試験等にて、ポンプ回転数やポンプ圧、軸出力などを計測し、これらを基にポンプの性能を測定する装置です。