調査・研究業務
- 検定の適正化・合理化を図り、新しく開発される消防用機械器具等に対応するため、消防用機械器具等規格研究委員会を設置し、技術上の基準、試験、検査の方法等について研究・審議を行っています。
- 技術上の基準には合致しないが消防用機械器具等として優れた機能をもつ新技術製品が開発された場合、特定消防機器等評価委員会を設けそれらの基準と同等以上の性能があるかどうかを審議しています。
- 消防用機械器具等の実用有効期間の研究、性能追跡調査、新品目に係る試験方法等の研究並びに外国文献、消防用機械器具等の調査研究や事故事例等の収集等を行っており、これらの研究は、新たな技術に対応する技術基準の策定の際に、活用されています。
- 過去に実施された調査研究等の情報を提供しています。
- ◇調査研究等のリスト
当協会は、外国との技術交流及び技術支援を目的に、関係機関からの研修生の受け入れ、及び職員の派遣を積極的に進めています。
- 1 AFIC会議
アジア各国の消防関係の試験機関との情報交換を行うため、2005年に結成されたアジア防火検査協議会 (Asia Fire-protection Inspection Council)にも参画しています。 当協会は当該協議会における技術検討を含めた会議に参加するなど積極的に アジア地域における役割や責任を果たすための活動を行っています。
- 2 外国研修生の受入れ・施設見学
諸外国の研修生を積極的に受け入れており、これまでの実績は、中国、韓国、台湾等21ヵ国60名に及びます。 また、消防技術の向上に役立てるとともに多くの人々に消防技術の一端を理解していただくため、 当協会の施設を一般に公開しています。
- 3 外国への技術指導
これまで中国、韓国、台湾、バングラディシュ等の国々に当協会の職員を派遣し、消防技術等に関する指導を行っています。